大学生の頃、先輩と麻雀をした時の話です。
先輩2人と同い年の友達と私の4人で行いました。
その日は全然ツキが無く半荘2回目にして既に1人負けでした。
泣きの3回目も早々にハコテン
あまりに早く負けるので、みかねた先輩が
「点棒かしてやるよ、服1枚あたり1万点な笑」
服を1枚脱ぐことに1万点貸して貰う事になりました。
先輩にイヤと言えず、とりあえずシャツを渡して1万点借りました。
次も跳満食らってタンクトップと引き換えにもう1人の先輩に1万点借りました。
その次はリーチまでかけられたものの、満願振り込みまたマイナス
今度はジーンズと引き換えに同い年の友人に1万点借りました。
「ライト、おまえ、ほんと弱いなー笑」
パンツ一枚になった私を見て笑いながらジーンズを受け取ると
「先輩、ライトに一発逆転のチャンスをあげましょうよ」
「次にライトがあがったら点数を3倍にして服を全部返す」
「あがれなかったらパンツ没収でどーすか?」
「それでいいよ、別に男の裸なんて見たくもねーし笑」
「捨て牌、協力してやるから絶対にあがれよ」
友人はこそっと耳打ちしてくれました。
今度こそあがれそうです。
「ゆうきー、お酒買ってきたよー」
そこに先輩の彼女と友人の彼女の2人がお酒とツマミを持って入ってきました。
「きゃー、なにやってんのー?爆笑」
「なんでライトくん、裸なの?爆笑」
彼女たちが来ることを聞かされてなかったので
パンツ1枚の姿を見られてしまいました。
クッションでお尻は隠せましたけど、ほとんど意味なかったです。
かくかくしかじかで・・・
と先輩が経緯を説明すると
「おもしろーい、信ちゃん、頑張ってあがってライトくん裸にしちゃおう爆笑」
友人の彼女まで友人を応援し、私が負けるのを期待する始末・・・
さすがにこうなると負けるわけにいきません。
気合を入れて牌を並べると、なんと最初からイーシャンテンです。
最後の最後に大チャンス到来です。
「すんません。今回ばかりはあがります」
2巡目にして聴牌、リーチを掛けられました。
「やるじゃん、ライト。さすがに今回はあがれそうだな」
「えー、ライトくん、あがっちゃうの?信ちゃん頑張ってー」
しかし、そこから引けども引けどもあがれませんでした。
そうこうしているうちに友人がリーチ。
私の最初の捨て配で
「ライト、ホントついてないな。リーチ一発だ笑」
「さて、約束はわかってるよな?」
「ぬーげ、ぬーげ笑」
「男らしく脱ごうよ、ライトくん」
脱がないと収拾がつかなくなってきました。
「はい、脱ぎます!」
覚悟を決めて一気に脱ぎました。
「キャー、ライトくんのお尻見ちゃったー笑」
「パンツは私が預かるね」
先輩の彼女にパンツを取られました。
「ホント、バカだねー笑」
「チンコ隠してんじゃねーよ爆笑」
「じゃあ、これで隠していいから」
と渡されたのは中の牌1つ
もうこうなるとネタにするしかなかったです。
中の牌1つ股間にあてて正面を向くと一同大爆笑
「隠れてないから笑」
「やだーライトくんのおちんちん見ちゃった笑」
「ライトくんのお尻って女の子みたいだねー笑」
「ホントだ、メグ(先輩の彼女)よりキレイじゃん」
「ちょっとー、許せない発言なんですけどー笑」
結局もう半荘、全裸でやって
終わるころにはみんな飽きちゃって服返されて終わりました。